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SESAM2023出展レポート


Olá! 京都科学SimSim担当のナカです。
京都科学チームは6/14~16にポルトガル、リスボンで開催されたSESAM2023に出展いたしました。その様子をレポートします。

リスボンの街の風景

SESAMって?

SESAM(Society in Europe for Simulation Applied to Medicine)は、医療分野におけるシミュレーションをテーマにしたヨーロッパ最大の学会です。ヨーロッパ諸国はもちろん、アフリカ、中東、アジアなど世界中から来場者があり、その職種も医師、看護師、助産師、教員など様々です。今年はコロナ後初めて、対面のみでの開催となりました。

昨年の出展レポートはコチラ


SESAMエントランスの看板

SESAM2023のメインエントランス

SESAM2023

今回のテーマは “Shaping the future of simulation together”。コロナ後初めて対面のみでの集会となった今回は、1000人以上の参加者が集まり3日間で213時間を超えるワークショップや発表が行われました。
また、ウクライナから32名の視察団が招待され、今後の医療/医療教育の復興に向けた動きも見られました。展示会場では、昨年のSESAMより戦争・外傷関連のモデルの展示が増えた印象でしたが、今年1月にアメリカで開催されたシミュレーション学会(IMSH)よりは割合は少ない印象でした。

展示会場の様子

学会発表・企業展示ともに「VR、AR教材を用いたシミュレーション」が目立つトピックになっていました。学内だと体験できないような患者との関わりが体験できる一方で、教員がそれをどう運用していくのか、今活発に議論が行われているようです。

京都科学ブースの様子

学会期間中は分娩シミュレータアドバンスドのデモンストレーションを毎日開催。製品監修の牧尉太先生をお招きし、正常分娩や肩甲難産、胎盤用手剥離など様々な手技を来場者にレクチャーいただきました。

分娩アドバンスドで内診を体験する参加者

デモ参加者からは…

画像:メガネの女性

内診の感触がとてもいい

画像:ホネ男アイコン

肩甲難産を膣内操作で取ったことがなかったけれど、いい勉強になった

画像:ホネ男アイコン

遺残胎盤をエコーで確認できるのはすごい!

などのお声をいただきました。

おまけ~今回の開催地リスボン~

ポルトガルの首都であり、同国最大の都市であるリスボン。(人口303万人、大阪市より少し多いくらいです。)新潟と同緯度ですが、暖流の影響で一年を通して温暖です。

高台から見たリスボン市内

滞在時の気温は30度。毎日カラッと晴れて、スタッフはこんがり日焼けしました…。

西ヨーロッパ最古の都市で、市街地には歴史を感じさせる美しい街並みが広がっています。

リスボン市内の建物

現地ではアズレージョと呼ばれるタイルも有名。

名物はなんと言ってもエッグタルト。焼き立てパリパリのパイ生地と、たっぷりの温かいカスタードが最高の組み合わせです。

名店のエッグタルト

シナモンと砂糖をかけて食べるのがポルトガル流です。

来年のSESAMの開催地はチェコ・プラハだそう。毎年変化していくシミュレーションのトレンドに、今後も目が離せません!



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