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SDMS2018レポート&
新生児頭部ファントムの活用事例

超音波ファントムを製造・販売している京都科学では、毎年アメリカで開催されるSDMS(超音波診断学会)に製品を出展しています。
今日は、2018年秋に参加したSDMSの学会トレンドや、人気のあった製品などをご紹介します!

2018 SDMS カンファレンスへの出展

2018年10月4日~7日 フロリダ(アメリカ)

SDMSとは?

SDMS(The Society of Diagnostic Medical Sonography)は、超音波検査技師や学生ほか、検査に係わる医療関係者が一同に会す機会となっており、1970年の創立から40年以上続く学会です。新しい超音波検査技術や診断精度の向上、超音波教育に関する知識を共有する場でもあり、今や、28,000人以上の会員を有しています。

[画像:新生児頭部の超音波検査]

フロリダのオーランドにて行われたSDMS2018でCharlotte Henningsen先生が新生児頭部ファントムを使っている様子。
Charlotte Henningsen scans neonatal head phantom at the 2018 SDMS Conference in Orlando, FL.

2018年のSDMSのトレンドは?

今回の学会で発表されていた超音波装置は、スマホやタブレットにつないで使える汎用性の高い「小型・低価格化」と、より専門的な分野に対応する「高機能化」の二極化が進んでいる様子が伺えました。また、装置の小型化や低価格での販売を実現したことで超音波装置の普及に拍車をかけているという研究のポスター発表も多く見受られたようです。
他にも、これまで(超音波下で)行われてこなかった手技が超音波下で行われるようになったり、超音波で多くの部位を撮像できるようになってきたことで、今後も超音波のさらなる普及が予想されています。

京都科学の展示で注目を浴びたのは…

今回の展示で最も注目を浴びたのは「US-14 新生児頭部ファントム」です。
SDMSの元会長であるCharlotte Henningsen先生(MS, RT(R), RDMS, RVT, FSDMS, FAIUM -Sonography Department Adventist University of Health Sciences)に監修いただいて開発されたこの製品。世界初のファントムということもあり、足を止めて触って頂く先生方もたくさんいらっしゃいました。
ところで、このファントムの開発はなんと足掛け6年 (!)…他の臓器とは異なり、隙間のない「脳」ならではの造形に、開発者も“脳”をフル回転させ完成に至ったものです。

新生児頭部ファントムって?
海外における新生児頭部ファントムの活用事例

左:正常頭部、右:水頭症頭部

実はこの人気の新生児頭部ファントム、既にイタリアで講習会に使用されています。
ここでは一例として、2018年に実施された内容をご紹介します!

新生児超音波コース

2018年 AIM Group International, イタリア

毎年実施されている新生児超音波を学びたい人(新生児科医や小児科医・放射線科医がメイン)を対象とした講習会。先ほどご紹介した新生児頭部ファントム(US-14a)や、小児超音波診断ファントム(US-8)が使われました。
講習会は全3日間行われ、そのうちファントムを使ったハンズオンは2回実施されました。

講習会1日目
対象者:世界11カ国から参加した初学者18名
手 順:
1.新生児頭部ファントムによる走査演習
2.実際の新生児にて実践
3.新生児頭部ファントムにて再度確認
新生児頭部ファントムを使った演習では、全員が指定の角度から描出を行いデブリーフィングを実施。

講習会2日目・3日目
対象者:世界23カ国から参加した非初学者約50名
手 順:3班に分かれ、各班、各講師の誘導で解剖の確認や走査トレーニングを実施。

【製品紹介】 [画像:新生児頭部ファントム]

新生児脳室を超音波で確認できる世界初のモデル!

新生児超音波ファントム(正常・水頭症)

     

最後に

京都科学では年間を通し国内外の学会に製品を出展しています。今後もトレンドなどをレポートしていきますので、ご期待ください!


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