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S3の正解率が13%→80%に!
-医学科卒前教育におけるイチローⅡAの効果 まとめ編-

※この記事は2018年5月に発刊された弊社発刊の医学教育冊子2018年度版に掲載した記事のまとめ編です。

2017年第49回日本医学教育学会のランチョンセミナーにて、島根大学医学部 石橋先生を演者として医学科卒前教育におけるイチローⅡAの教育効果について発表いただきました。

主な発表内容は、「初心者のS3・S4強調症例の学習効果を比較検証」「合併症症例を医学生が聴診してみた結果」「使用時に感じた付属モニターのメリット」でした。S3・S4強調症例を聴いた後に正解率が上がったところは、特に注目です!

セミナーの詳細をまずチェック

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S3強調症例を聴いてみよう

今回明らかになった「S3・S4強調症例の学習効果」ですが、『S3強調症例ってどのくらい強調されているの?』『学会のセミナーで聴いたけど、もう一度聴きたいなぁ』という方!

こちらで、S3強調症例の特長を音源付きでご覧いただけます。

セミナー参加者の声

実際にセミナーに参加された方は、どのように感じられたのでしょうか?アンケート結果とご意見の一部を紹介いたします。

▼今回発表されましたシミュレータはどのような場面で活用できると感じますか。

以下はいただいたご意見の抜粋です。

・手持ちの画像が使えると、教育(授業)やPCC-OSCEでの活用の幅が広がると思いました。
・動画やエコーを組み込むことで自己学習が可能で有用であることは、より勉学意欲の高い学生にとって役立つ。
・実際の試験で使ってみたい。
・S3、S4が分かりやすくなった分、教員が口頭で現実の臨床と違うことをしっかり伝えないといけないと思います。

▼今回の発表内容についてのご感想をお聞かせください。

・S3、S4の聴診能力が高くなったことはすばらしい。
・実践例の報告が興味深かった。
・心音のデモは良かった。
・呼吸音雑音の組み合わせができることは大変よいと思います。
・弁膜症の組み合わせができるのが良いかと思いました
・医学生の自己学習に有用である。
・具体的にNewイチローを使った例を示してくださって参考になりました。腹部シミュレータと同じですが、初学者のために分かりやすくするのは最初に必要だと思いました。

今回は、冊子の記事だけではお伝えできないところをまとめてお伝えしました。石橋先生、狩野先生、本当にありがとうございました。


▼ この記事に関するご紹介 ▼

島根大学 石橋先生 石橋 豊 先生

島根大学医学部 総合医療学 教授

島根大学 狩野先生 狩野 賢二 先生

島根大学医学部附属病院クリニカルスキルアップセンター センター長



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