研究開発Interview
医療の教育現場に
「感動」を生む
製品づくりに挑戦。
PROFILE
Kさん(新卒 2020年入社)
大学工学部で機械について学んだ後、プログラミングについての知識を深めたいと思い大学院に進学。子どもの頃からの夢だった「ロボット開発」と「医療業界に貢献」をキーワードに京都科学に入社。現在は研究開発課で新製品開発に取り組んでいます。
入社の決め手と現在の仕事内容
医療教育に貢献できるユニークな事業と
風通しのよい社風が魅力。
子どもの頃から「ロボット開発」が夢で、大学で機械について、大学院でプログラミングについて学んできました。また高校生の時に入院し、医師をはじめ医療従事者の方々に大変よくしてもらい、医療に何らかの形で貢献したいという思いをずっと持っていました。学びを活かして医療に貢献できる道を求めて調べを進める中で出会ったのが、医療教育シミュレータという分野でした。
この分野のリーディング企業である京都科学は、開発から製造、販売、アフターフォローまで一貫して自社で行い、医療教育において必要不可欠なオンリーワンの際立つ存在感があることを知り、さらに風通しのよい社風にも魅力を感じ、入社を決めました。
入社後、まずは製造の工程や流れを知ることからと、生産やメンテナンスに携わったのですが、生産効率の向上を提案したところ、1年目の私に任せてくれ、チャレンジしやすい環境だと実感。またメンテナンスなどを通じて、ユーザーの声に直接触れることができたことも、その後、開発を担当するようになってから大変役に立っています。
2年目からは研究開発課で、主に機構部分の開発を担当しています。
仕事のやりがいと今後の抱負
若手ながら全社的プロジェクトに参画
自分のこれからの成長が楽しみ。
新製品開発に携わる中で、アプリケーションやボディ製作のチームとコミュニケーションを取る機会も増え、知識の幅も広がってきています。また自ら設定したゴールに向け手探りで進む中、社外の金属加工のプロと話したり、知見を広げるために技術展示会に足を運んだり、開発に関わる情報に対してのアンテナも高くなってきたと感じています。
もちろんうまくいく時ばかりではありませんが、会社として“初の試み”と言える大きなチャレンジの舞台に若手ながら立たせてもらえているのは、「期待されている証(あかし)」と思うと、意欲も高まります。試行錯誤を繰り返し、ようやく納得のいく答えにたどり着けた時には、大きな達成感を得られます。
目指しているのは、限りなく人間に近く、教育現場で教員の方や学生の方が初めて触れた時に「おっ!」と感動し、興味を持ってくれる、そんな魅力的な製品。まだまだクリアすべき課題も多いのですが、生産効率やメンテナンスのしやすさなども意識し、これまでにない画期的なモデルを生み出せるよう、全力を尽くしていきたいと思います。新製品の仕上がりも、そこへのチャレンジを通じて得られる自分の成長も、楽しみです。